死ぬほど食べすぎてしまっても断食だけはしないこと
人間は生きている限り食のイベントから逃れることは不可能です
お盆で久々に帰省しておばあちゃんに「あんた!もっと食べなさい!」と腹がはち切れるほど飯を食わされ、
食べ放題&食べないともったいないという気にさせるホテルのバイキングでこれでもかというほど食べて、
後悔すると分かっていても私たちは欲望のままに食べすぎてしまう、そういう生き物なのです。
そして、たらふく食べ終わったあと「減量中なのに食べすぎた」「死にたい」「もう嫌だ」と絶賛後悔し始めるわけです。
だったら最初から食べなければいいじゃん
私自身も食べることが大好きです。四六時中食べることばかり考えています。
食べ放題ではピザも、コロッケも、カレーも、天ぷらも何でも食べます。
食べることで人は簡単に幸せになれるので、そりゃ食べ放題でいっぱい好きなだけ食べたいですよね。糖質と脂質の合わさった食べ物だってたまには食べたい。
減量中?んなもん知らねえよ。って感じですよね。わかります。私もそう思って先日2日間アホみたいに食べまくりました。そして、案の定食べすぎたことを後悔しました。いつも通りです。
そんな感じで「減量中のくせに何でこんなに食ってんだよ…」と自己嫌悪に陥っている人、もうそうやって自分を責めるのはやめましょう。
食べたら食べた分だけ太る。でも、脂肪は簡単につくことも減ることもない。
人間が太るときって自覚症状がないんですよね。気づけば太ってた、がほとんど。
脂肪は徐々に蓄積されるんですよ。あなたが知らないうちに。
だから、数日食べすぎたくらいでいきなり体脂肪率が5%増えるみたいなことはありえません。もし、体組成計でそう表示されたなら、それは水分です。なので、一喜一憂しなくて大丈夫。
ただ、この食べ過ぎる頻度が増えると待っているのはリバウンドです。減量中であれば基礎代謝は徐々に減っていますから、尚更気をつけなければいけません。
食のイベントが終わったら翌日(また数日間)は糖質と脂質は控えめにしましょう。
タンパク質は普通に摂って大丈夫です。
断言します。断食だけはするな。
食べすぎたからといって翌日に完全に食事を抜く人がいますが、もう絶対にこれだけはやめてくださいね。
こんなことをすると、しばらく時間が経ってから過食に走る可能性が高まります。(実際に私が経験済み)
食事を抜きたくなる気持ちは分かりますが、欠食をすればするほど空腹感が強まって、血糖値の急降下も激しくなってしまうので、ストレス&リバウンドの確率も高まってしまいます。
食べ過ぎたとき、完全に食事を抜くのではなく、食事回数を増やして摂取カロリーを控えめにする。つまり、いつもの減量の食事に戻していけばいい。
たらふく食べ過ぎたあとになぜか体脂肪率が下がるという現象が起こることがありますが、
そこで「やった!体脂肪率落ちてる!」と躍起になってまた食べ過ぎたら死亡確定ですよ?またあなたは後悔の一途をたどるんですか?
まとめ:食べ過ぎたら減量スピードは遅くなる。ただそれだけ。
数日で今までのダイエットが無駄になることはありません。絶対に。
ただ、それが何度も続くと、もしかしたら元の太っていた自分に戻るかもしれません。
家族との食事パーティ、飲み会、バイキング…これらの楽しい楽しいイベントを完全に避けるのは辛いですから、食べ過ぎたら上手く調整していきましょう。
体型維持は永遠に続くものですから、たった数回のイベントで自己嫌悪に陥る必要はないのです。